老化を遅らせるために
腰痛やひざ痛や疲労感がある、五十肩・四十肩が動作の妨げとなり
アクティブな趣味を楽しめなくなってしまった、老眼で文字を読むのに苦労したり
集中力低下で注意散漫になった、物覚えが悪くなり仕事の作業効率や生産性が
上がらない、血管年齢が実年齢よりも上で血糖値やコレステロール値も高め、
常に生活習慣病のリスクがつきまとう。食べる量も運動量も変わっていないのに
内臓脂肪も体重も皮下脂肪も増えて肥満体型になっていくなど、
老化現象の悩みは尽きません。
年々顕著になる老化現象に不安を感じている方も多いはずです。
そんな中高年の悩みに寄り添い老化を遅らせる役目を果たしてくれるのが、
水溶性ビタミンのビタミンCです。肌の酸化を防ぐ作用もあるため、
エイジングケアにおける定番成分としてもポピュラーです。
老化現象の直接的な原因となるのが活性酸素の増加ですが、
ビタミンCは活性酸素を撃退する抗酸化パワーを持っています。
苺やキウイやキャベツなどの野菜やフルーツに多く含まれていますので、
日々の食生活に意識的に取り入れるべきです。
熱に弱く水に溶けるという性質がありますので、茹でたり焼いたり炒めたりなどの加熱調理をせずに食べるのが理想です。
抗酸化作用で紫外線対策
濃くて目立つ頬の老人性色素班をカバーするためにコンシーラーやファンデーションを重ねるけど
全然隠れてくれない、大人ニキビの跡が色素沈着を起こして黒ずんでしまった、
広範囲に広がるそばかすのせいで肌の色が暗く見えるなど、顔のシミに悩んでいる方にもビタミンCがおすすめです。
抗酸化作用があるビタミンCを摂ればメラノサイトで作られるメラニンの色素沈着を
阻止することが出来て、美白ケアや紫外線対策に役立ちます。
インナーケアでビタミンCサプリメントをチャージする際は、一度に大量に飲まないようにしましょう。
水溶性のビタミンは体の中に長期的にストックしておくことが出来ません。
飲んでも体内で作用せずに働かなかった分は尿と一緒に排泄されてしまい、
摂取した分が無駄になりますので、朝昼晩の食後に飲んだりなど1日の中で
数回に分けてチャージするのがベストな方法です。
並行して行うべき美白ケアについてですが、保湿を徹底して肌の水分保持力を向上させ、
バリア機能を高めて紫外線ダメージに強い肌環境に整える、トラネキサム酸やコウジ酸が配合された
美白美容液で直接的なアプローチをする、日傘や帽子で物理的に日差しを遮るなどがあります。